インプラントについて

おおつか歯科クリニックの
インプラントの特徴

  • 予防歯科に基づいた、自分の歯を残すためのインプラント
  • インプラント治療実績15年
  • 公益社団法人 日本口腔インプラント学会専門医
  • 大学病院レベルのCTによる3D画像診断とオーダーメイドの治療計画

1_ 自分の歯を残すための
インプラント治療

ブリッジで、両隣の歯を削って、歯の寿命が短くなるのが嫌だから。
入れ歯で、バネをかけた歯がムシ歯になりやすかったり、負担がかかって寿命が短くなるのがいやだから。
今ある一番大切な自分の歯を残すためのインプラントです。
インプラント治療は、歯がなくなったという問題を、唯一根本的に解決できる治療です。
隣の歯を削る必要がありません。
バネをかける必要がありません。
だから、自分の歯を残せます。
つまり、インプラントは予防歯科なのです。

2_ 長持ちするインプラント治療

インプラントが長持ちするかしないかは、診断が最も重要になります。
歯科医師の診断力は経験、努力により身につきます。
時間や量だけでなく、何よりもその質が大変重要となり、しかも努力を継続する責任があると考えています。
それは、スタッフ、クリニック全体にも同様です。
当院では、歯のないところへインプラントだけをして終わりというような治療はしておりません。
今だけでなく、将来的なリスクまで検討し、自分の歯をできるだけ残し、「本当に必要な場所にだけインプラントをする」ことを考えています。
治療終了後もインプラントが長持ちするように、患者さまと二人三脚でメンテナンスを続けられるようにしております。

3_ 公益社団法人
日本口腔インプラント学会
インプラント専門医

当院は、日本で唯一のインプラント専門医認定機関「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」の公認インプラント専門医です(平成29年7月現在、栃木県内のインプラント専門医は16名。日本中の10万人を超える歯科医師のなかで、専門医はわずか約1200人)。
専門医を取得するためには、経験年数、難しい治療の経験だけでなく、学会での発表、論文の提出、筆記・面接試験、インプラント症例の経過報告が必要です。さらに更新の必要のない医師免許と異なり、継続的に学会、講習への参加、インプラント症例の経過報告を義務でけられています。

4_ インプラント術前の診断と治療計画

インプラント治療では、歯のないところだけでなく、残っている歯のムシ歯、歯周病、歯並び、噛み合わせ、顎の関節などお口の中の状況の全体的に把握する必要があります。
そのためにもCTレントゲンの撮影は必須です。
当院では東京医科歯科大学、日本大学などの大学付属病院で採用されている(株)モリタの3DX CTを導入しております。
撮影したレントゲンの解析・診断が適切に行えるように、日本歯科放射線学会の優良医の資格も取得しております。
また、ノーベル・バイオケア・ジャパン(株)の3D画像診断システム“ノーベル・クリニシャン”を導入し、術前にインプラント治療完了までシミュレーションを行います。また、より患者さまの手術の負担が少ない、ガイデッド・サージェリーも可能です。

インプラントと歯周病について

日本では30歳以上の約8割が、歯周病にかかっているか、その予備軍です。
(厚生労働省 平成17年歯科実態調査より)

つまり、インプラントをする方のほとんどが歯周病にかかっています。
歯がないからと言って、すぐインプラントを行い、もし、インプラント自体は長持ちしたとしても、歯周病でその他の自分の歯がまた抜けてしまったら、そのインプラントに意味はあるでしょうか?また、インプラントをすればいいですか?
歯周病治療をしなくても、歯のないところへインプラントを行えば、一時的には噛めるようになります。でも、歯周病の歯に潜んでいる歯周病菌がインプラントのところに入り込んでしまい、インプラント自体も歯周病になり、インプラントも抜けてしまいます。
インプラントは人工の歯なので、虫歯にはなりませんが、歯ぐきで囲まれているという点は、自分の歯と変わらないため、歯周病にはなります。しかも、インプラントの歯周病は自分の歯の歯周病より何倍も早く進行します。
そして、ひどくなれば、インプラント周囲炎となりインプラントも抜けてしまいます。

インプラントと骨について

骨がかなり少ない症例に対しては3D画像診断のうえ、最新の機器「バリオサージ」というピエゾサージェリーという技法を行います。この方法は従来の骨を増やす方法に比べ、より確実で、より安全な方法です。もちろん、痛みや腫れ具合もかなり少なく済みます。誰でも簡単にインプラント治療を終わらせたいものです。
また、従来の骨を増やすソケットリフト法、リッジエクスパンジョン法、GBR法、サイナスリフト法も行っており、骨の少ないあごにも充分対応できます。

インプラントメーカーの選択

現在、日本国内だけでも50種類以上のインプラントが使われており、毎年のように新しいインプラントが発表され、同時に消えています。
近年はアジア各国の新興メーカーのインプラントも日本で使用されているようです。
当院では、
1.広く普及し実績があること
2.様々な治療法に対応可能であること
3.開発に積極的であること
を基準に京セラ(株)、ノーベルバイオケア(株)のインプラントを選択しています。
インプラントが10年、20年と経過しても供給があり、引っ越しなどにより当院に来院できなくても、他院さまで対応可能なように、残念ながら他の歯にもインプラントが必要になったときにも対応できるようにということです。

KYOUCERA京セラ(株)のインプラント
1978年に日本初の歯科インプラントとして発売を開始。
国産メーカーとして最も歴史のあるインプラントで、数多くの歯科医師から支持され、日本製インプラントシェアNO1メーカー。
昨今のインプラント治療は「食べる」「噛む」といった『歯』本来の咀嚼機能を回復するだけではなく、口元の自然な美しさを実現できる治療としても確立されつつあります。歯科医療に関わるメーカーとして患者さんの視点に立った製品開発を実現しています。
Nobel Biocareノーベルバイオケア(株)のインプラント
1965年にスウェーデンのブローネマルク博士により、世界で初めて骨と結合する近代インプラントが歯科医療に臨床応用されました。それは従来の治療方法とは大きく異なる、画期的な治療方法でした。ノーベルバイオケアはブローネマルク博士が発見した骨と結合する近代歯科インプラントを世界で初めて製品展開した、インプラントシステムのパイオニアです。
ノーベルバイオケア社の特徴の一つとして、古い素材でも適応パーツを供給し続けることで、再治療やメンテナンスでも安心できるメーカーです。
インプラント本体以外の素材について

インプラント本体(人工歯根)上部の土台とかぶせものには、強度があり、アレルギー反応がほとんどないチタン、セラミックまたはジルコニアを使用しています。
最近当院の患者さまでも、金属アレルギーを訴える方が多くなってきました。
実は保険診療で使われる金属が原因となっていることもあります。
インプラントは10年以上、20年、30年と、体の中に存在し続けるものであるため、安全性を重視しています。
また、セラミック、ジルコニアは汚れがつきにくく、見た目の美しさだけでなく、ムシ歯、歯周病の予防にも効果があります。

金属アレルギー 歯科用金属が原因と思われる掌蹠膿疱症(手のひらの炎症)

無料相談

相談をしたから、必ずインプラント治療をしないといけないということはありませんので、安心してご来院ください。

当院の特徴として、トリートメント・コーディネーター(歯科治療相談担当)という、歯科治療に対して詳しい専属のスタッフがおりますので、ドクターに直接聞きにくいことでも、個室にてご相談を承りますので、お気軽にインプラント治療につきまして、ご相談ください。

インプラントの注意事項について

これから10年、20年と、長く使用することができるよう、気をつけていただきたいことをお伝えしたいと思います。守っていただければ、本当に長持ちしますので、是非行ってください。

注意事項

  • 01

    毎日の歯磨きなどのお手入れです。インプラントは汚れにより、ムシ歯にはなりませんが、歯肉の病気である歯周病になります。鏡を見て、どこを磨いているのかを目でも確認しながら、確実に行ってください。もちろん、お手入れの方法はお伝えいたします。

  • 02

    メンテナンスに継続して来院してください。インプラントだけでなく自分の歯を長持ちさせるためにもメンテナンスは必須です。ご自身のお手入れの問題点、ご自身で難しい場所のフォローなどさせていただきます。何より、さっぱりして気持ちいいですよ。

  • 03

    普段の食事でお肉、お魚、野菜を食べる分にはもちろん全く問題がありませんが、極端に固いものを食べるのは避けて下さい。食べることはできますが、頻度が多いと作りものですので、壊れる原因にもなります。自分の歯が破折することもあるので、注意してください。
    特に注意するものは、1度で噛み切れないもの(スルメなどの干物、古漬けなど)です。

インプラント5年保証制度

当院では、安心してインプラントをご使用いただけるように、当院規定を守っていただければ、5年保証とさせていただきます。
※保証とはインプラント本体・かぶせ物の破損無料修理、無料再製作の事をいいます。
※骨がない場合は入れ歯、ブリッジを無料で行います。返金制度はございません。

当院規定

  • 1. 上記の1~3の注意事項を守っていただくこと。
  • 2. 3〜6ヶ月に1度のメンテナンスを受けていただくこと。どんなにきれいに磨いていても90~120日で、バイオフィルムという汚れの膜が付き、歯周病になりやすい状態になるからです。1~2ヶ月に1回のメンテナンスのご希望も承ります。

上記の規定を満たしていただくことが、5年保証の対象となります。

保証のための条件

  • 1. 当院で行ったインプラントに限ります。
  • 2. 3〜6ヶ月に1回のメンテナンスに来院されなかった場合は、保証対象外となります。
  • 3. 外傷などの明らかに当院の責任でないものは、保証対象外となります。

15年以上の経験と実績があり、インプラント治療の高い成功率がありますが、医療に絶対はありません。
ですので、患者様がより安心・納得していただけるようにと、この保証制度を採用しております。